MT4ではシグナル機能が実装されており、これはユーザー同士をマッチングさせコピートレードをさせる機能です。今回はコピーする方法ではなく配信する側、すなわちコピーされる側の設定方法を紹介します。
シグナル配信を行うことでトレードを有料配信することができるようになりますし、残高や取引履歴を公開することができるため本当に利益を出しているのかを第三者が確認できるようになります。もちろん手動取引か自動取引かは関係なく、デモ口座もリアル口座も利用できます。
シグナルの受信する側についてのページはこちら

MT4のシグナル機能について
シグナルの機能はMT4の標準機能なため特別用意するものや必要なものはありませんが、ブローカー側はこのシグナル機能を無効にすることができるため、無効にされていたら別のブローカーを利用するしかありません。無効にされているかはMT4を起動してターミナル内にあるシグナルタブがあるかで判断可能です。(無効にしているブローカーは結構レアです)

MQL5コミュニティに登録
アカウントは必須なので下記リンクから登録を済ませましょう。メールアドレス以外の個人情報は必要ありません。すでにアカウントを持っている人は次に進んでください。
リンク:https://www.mql5.com/ja/auth_register
MQL5コミュニティのサイトは日本語化されているため、英語で表示されていたらページ右上から言語を日本語に切り替えましょう。
シグナル設定方法
下記リンクから新しいシグナルを追加するページにアクセスします。ログインしていない場合はしてください。
リンク:https://www.mql5.com/ja/signals/new
次の画像を参考に入力を行ってください。
1.ここにチェックを入れると自分以外には見れなくなります。他人にコピーしてもらいたい場合はチェックを入れないようにしましょう。
2.MT4とMT5のどちらを選択しているのかわかりづらく、デフォルトはMT5が選択されているのでMT4の場合は忘れずに変更しましょう。
3.マスターパスワードを入れずインベスター(投資家)パスワードを入れます。口座を開設した時にマスターパスワードと両方送られてきていることもあるのでまずはメールを確認してみましょう。覚えていなかったりしても、マスターパスワードがあればMT4から好きなインベスターパスワードに設定することができるので、画像赤線の部分を参考に設定し入力してください。
4.選択方式なのでブローカー名の一部を入力すると自動的にサーバー一覧が表示されるので選ぶだけです。ブローカー名だけではなくサーバーも必ず一致させる必要があるので間違えないようにしましょう。
入力を終えたら、加えるのボタンをクリックします。
次の画像のようなページになります。データの取得に少し時間が必要なので待ちましょう。問題がなければ数分で終わります。

しばらくしてからページを更新してみて、下の画像のように表示されれば完了です。ここで問題が出る場合は先ほど設定した取引サーバーやパスワードが間違っている可能性があるのでやり直してみましょう。

「私のシグナル」というページを開くと先ほど追加したシグナルを確認できます。デモ口座だとすべてのシグナルのタブでしか表示されないようです。

設定の変え方
「私のシグナル」で編集または削除したいシグナルを選びます。シグナルのページの右上のほうに次の画像のように歯車マークがあるのでそこにマウスカーソルを合わせると編集と削除が表示されます。

「通常の」というタブでは最初に設定したシグナルの名前などが変更することができ、ディスクリプションのタブではシグナルの説明などを入力することができます。

ウィジェットの使い方
ウィジェットを利用すると自分のサイトに配信しているシグナルを次のように表示することができます。簡単にシグナルにアクセスすることができますし、成績をアピールすることができるのでぜひ利用しましょう。
ウィジェットを作るには次のページにアクセスします。
リンク:https://www.mql5.com/ja/signals/widgets
自分のシグナルで、1つだけ表示したい場合はシグナルタブからコードを取得します。シグナルの名前を入力してボタンをクリックするだけです。もちろん、他人のシグナルもウィジェットにすることができます。

トップタブからは自分の複数のシグナルを表示することができます。あとはHTMLコードを自分のサイトに貼り付けるだけです。

有料にして売上を受け取る方法
上記ではデモ口座を配信する流れを紹介しましたが、リアル口座でかつ有料配信する場合はセラー登録を事前にしておく必要があります。また、デモ口座を有料配信することはできないので注意しましょう。
セラー登録の流れは公式サイトにて紹介されているのでそちらを参考にしてください。
リンク:https://www.mql5.com/ja/articles/591
必要なことは、個人情報の登録とパスポートなどの身分証明書のアップロードと携帯電話によるSMS認証です。
ちなみに売上の20%は手数料として取られます。
売上の出金
出金はアカウントページから申請を行います。銀行送金による出金ができないため、PayPalでの出金が日本人にはメインとなるので準備しておきましょう。

シグナルをコピーするのと比べると配信の設定は難しくないですね。まずはデモ口座で試してみるのをおすすめします。また、一度もコピーしたことがない方はまずコピーも試しておくことをおすすめします。
はじめまして、シグナル配信について質問よろしいでしょうか
私の疑問は一つのアカウントのトレードでMyfxbookのシグナルプロバイダーとMQL5の有料シグナル配信者に同時になれるのかと言う事です。
それが出来るなら二重ですから効率いいですよね。
よろしくお願いします
可能だと思います
日本国内で、シグナルを配信する側になるには、金融庁に助言代理業登録が必要でしょうか?
いえ、そこまで気にする必要はないかと思います。国内の似たようなコピープラットフォームでも、配信側になるのにそういうのが必要だと聞いたこともありません。
はじめまして、お世話になります。
MQL5でシグナル配信をしたく、セラー登録や実際にシグナル作成までは出来たのですが。
“”
MetaTraderターミナルの中で利用可能です
あなたのシグナルはレーティングが低く、一般からの利用はできません (詳細)
“”
となり、配信制限をかけられました。
テストする為に0.01ロットで数回トレードした後なのですが。。
この部分をうまく修正する方法ご存じないですか?
また、上記件もあるので
シグナル配信をするならMQL5より、FOREXCOPIERを使うほうが良さそうな気がしています。
FOREXCOPIERを利用されたことはありますか?
口座のトレード履歴が少ないのでしょうか?過去の履歴も読み取られるので、履歴がない口座はそうなってしまうのかもしれませんね。
そうでないなら…ちょっとわかりません。
Forex Copierのシグナル配信機能は使ったことがないのですが、そういった他のコピートレードプラットフォームを検討してみるのはいいかもしれません。
例えばFXOpenにはPAMMアカウントというコピートレードプラットフォームが用意されていて、設定が複雑で日本語には対応しておらずFXOpen限定という縛りもありますが、参考にしてください。
https://www.fxopen.com/en/pamm-accounts?agent=XX62FXPNXXK435111000B
ありがとうございます。
結局MQL5についてはよくわからないままでしたが、Forex Copierで運用できそうなので試しながらやっていきます。
PAMMも興味あるのでチャレンジしてみますね。
管理人様
アップロードでホップアップの発生について
英語ドイツ語中国語は正常に動いております
日本語はホットアップが発生しません
この会社の信用を疑います
若しこの会社と連絡を取られているのであれば
然るべき対処をして下さる様お願いします
結構厳しいジャッジですね。たまたま日本語のページでエラーが出たんじゃないでしょうか。
しかもそのエラーだと困るのはあちらですし。登録者がいなければ儲けもありません。
管理人様 アドバイスありがとうございました。
助言に基ずき手で持ち写真をとりました。
さあ登録するぞと言う時、アップロードでホップアップが発生せず。
英語版で試しました処、正常に作動します
皆様はどの様にされ認証を受けられましたか
教えて頂けませんでしょうか
管理人様 ご回答ありがとうございます。
小生 ようやく意味が理解出来ました
1.下記のQRコードを開き それをDLする
2.それをPCモニターに張り付ける
3.モニターの前でQRコード を映り込ませ 顔写真を撮る
頭が固いと理解するのに時間が掛かります
いろいろ情報を頂き感謝しております
今後ともご教授宜しくお願いします
DLする必要はありませんし、DLしてしまったらPCモニターに張り付ける必要もなく手で持ってしまえばOKです。
PCで開くのは印刷する手間を省くためですね。
管理人様 貴重な情報提供ありがとうございます。
個人情報の登録とパスポートなどの身分証明書のアップロード
販売者の登録の際にアップロードする
2.QRコードが背景に入っている写真
2.背景にQRコードが表示されるように、背中をモニターに向けます。
3.カメラを見てセルフィーを撮るか、他の人に写真を撮ってもらいます。
この日本語が理解できませんので教えて頂けませんでしょうか
iPhone 5s 以降の物 iOS 11 アップデートすれば OR コード に対応してるらしい
中古の iPhone を購入すれば 写真機だけをを利用できるのでしょうか
お手数をかけますがよろしくお願いします
私の時はこういうプロセスがなかったのですが、読む限り、最近海外で多い本人確認の手法と同じだと思います。
QRコードは写真に入るだけでOKで、あちらが使うものでしょう。
まずパソコンの画面にそのQRコードを表示させます。
それと一緒に自分の顔を自撮り(セルフィー)します。顔とQRコードが一緒に写っていればいいです。
他の同じパターンのものだと、パスポートを手に持って自撮り、指定された文字を書いた紙を持って自撮り、と同じです。
「パスポート セルフィー」などでGoogle画像検索してみてください。サンプルが出てきます。
こうすることで他人の顔写真を使い回ししていないことを証明するわけですね。
ありがとうございます。確認させて頂きます。
デモ口座にてシグナル発信を行い、自分でもう1枚のmt4にてリアル口座でEAテストすることはできるのでしょうか?
デモ口座での発信はできますが、それをリアルアカウントで購読するのはできないはずです。
でも、どちらも自分の口座ならEAでコピーすればいいと思うのですがどうでしょう?