Bitfinexがいつの間にかUSDとEUR(テザーじゃないよ)の入出金の再開をしていたようなので、本人確認書類を提出して認証済みユーザーになろうとしました。が、あまりにも申請が鬼だったのですぐに挫折したお話です。
認証のメリット
本人確認書類を提出して認証アカウントになると主に法定通貨による入出金が可能になります。
- 最低1万ドル以上の入出金
- USDとEURのSWIFT送金およびEUR SEPA送金のみ
- テザーによる入出金
それでは主に必要な書類の解説をしていきます。
写真付き身分証明書を2つ
なぜ2つ?と思うのですが、私はたまたまパスポートと国際運転免許証を持ってたのでクリアできるはず。しかし日本人にとって英語の身分証明書をパスポートともう1つ用意するのは非常に困難です。
最近の海外FX業者なら日本語読めるスタッフがいれば日本語のままOKですから、それと比べると相当面倒です。
襲いかかる住所証明書
次に住所を証明する書類が必要なのですが、さきほど身分証明書に国際運転免許証を使ってしまいました。国際運転免許証は英語で住所も書かれているので、パスポートと提出することでほぼすべてのKYC(身分証明+住所証明)をクリアすることができます。
しかし同じ書類を身分証明と住所証明に使いまわすことはできません。そこで住所証明には英語でも受け取りやすい銀行の残高証明を使おうとしたら…
なんと銀行の書類は受け付けないそうです!
ということは、公共料金の請求書などの100%日本語で書かれたものしか使えないので翻訳する必要があるということ。めんどくさっ!
まだまだあるぜ!銀行の明細書も必要
さらにさらに、最初に送金に使う予定の銀行が発行する明細も提出する必要があります。その明細の条件は、
- 銀行名が書かれていて
- 口座名義人が書かれていて
- 口座番号も書かれていて
- 英語で書かれていること
なるほど。これのせいで住所証明に銀行の書類が使えなかったのね、と関心してる場合ではありません。しかし私の場合日本国外に銀行口座があるのでそれほど用意するのは面倒ではありません。
が、なんと銀行名を入れると、この銀行との送金はできないので別の銀行を使ってくれ、と
ポキッ…ここで心が折れたのでした…
海外の仮想通貨取引所で、法定通貨の入出金したいならBitstampがいいと思います…あまりにもめんどくさすぎる。